興味本位
BlueOceanはいろんなことに興味を持ってしまうのでいろいろやってしまうのですが、ガス溶接もその一つ...
とある日、なんか溶接やってみたいな!と思ってインターネットで検索
そしたらガスで溶接するのと、電気を使って溶接するアーク溶接というのがあることを知ります
ホントはアークって名前がカッコいいなって思ったので、アーク溶接をやりたかったのですけど...
やってる場所とか詳細が分からなかったんですよね...
事前に費用がいくらかかるのかとか
なので以前お世話になった所がガス溶接をやってるみたいだったので、今回はガス溶接をやってみることにしました
費用も1万弱と安かったので!
とりあえず申し込み
とりあえずお世話になる先方と連絡を取り、準備物と費用について連絡を受けました
準備物:長袖・長ズボン・免許証・受講料
受講料は現金でお願いしますと何回も念を押されました...
前払いの振込とかではなく、当日に支払いをするようです
免許証はコピーを取られ、住所の確認やガス溶接の修了証を作成するのに使われてましたね
無かったら住民票取ってきてって言われてたのかな...?
講習当日の朝
とりあえず...朝が早いですね、個人的には...
朝の8:50には受付をお願いしますと言われてたので、コンビニで昼ご飯を買ってたりしたら到着したのが2分前に
受付と支払いをして待合で待ってたのですが、時間の9時になっても始まらなくて...
しばらく待ってたら遅れて来た方がいらっしゃっいました
ああ...時間厳守といいながらも受付はするんだ...
まあまだ遅れる連絡を事前にしてたら話は別かな?ということを内心思ってしまいましたね
その後担当の方がいらっしゃり、簡単に施設の説明を受け講習場所に移動しました!
トイレはここでここにこういうのがあっていくらでも使ってください...etcみたいなやつですね
初日は学科
溶接体験できる...やった!と思いつつもそんなことないよねと考えてたら、案の定初日は学科のみの講習です
そりゃそうですよね、知識なしでやってたら危ないですもんね
ということで学科のみですと聞いた時には、テンションが少し下がりました...
でも逆にどんなことを学ぶんだろうとワクワク感はありました!
一番最初に指導担当の方の自己紹介みたいなのを聞いて、学科は結構量がありますよ!とおっしゃってたので少し身構えたのですがそうでもなかったです
次の日に学科のテストがあるのですが、出るところ全部言ってくれます
なので全然量は無い感じですね
ちなみにテキストの教本の厚さは1cmあるかないかぐらいです
テキストの内容をすべて網羅するとか、労働安全衛生法に関係する資格なのですがそれを網羅するなら話は別ですが...
労働安全衛生法...六法全書よりも量があるらしいですね
でも講習の方は全然無いです...話さえ聴いて復習ぐらいしておけばいいと思います
むしろ復習なしのノー勉強でもいける感じでした
あとは学科なので眠くなる感じはあるかなって思ったんだけど...
愚痴とか裏話とか時事問題とかに触れたりして笑いを取ってたので、むしろ講習の内容としては面白かったです
笑ってない方もいらっしゃいましたけどね...
西と東で違いがあった...!
溶接機や溶断機って種類があるんですね
初めて知りました!
ドイツ製とフランス製の2種類だそうです
東日本はドイツ製の溶接機、西日本はフランス製の溶接機らしいです
電気の周波数...50Hz/60Hzみたいですね!
これも東日本と西日本で違うので
溶断機はフランス製のしか使っていないって話でしたけど...
メモ
東日本:ドイツ製-電気周波数50Hz
西日本:フランス製-電気周波数60Hz
溶断機はフランス製のみになっているらしい
次の日は実技!でも...
朝の時間は昨日と同じ...
受付の時間がいらないので10分伸びて9時に集合
昨日とは違う実技を行う所の建物でした
ようやくお楽しみの実技!
ですが関門を突破しなければなりません...
学科試験です!
そう前日はあくまで学科試験に向けての講習だけなので、この日にテストを受けます
といっても試験前にもう一度出るところのおさらいや、教本テキストの見直しをする時間はくれますので全然問題ないです
過去に2人しか落ちたことがないみたいでしたので...
といっても油断は禁物ですけどね
書く欄を間違えるとか答え方を間違えたら意味ないですからね
よく正しいものにとか誤ってるものにとかは間違えやすいですからね
結果は無事合格!
テストの点の公表はありませんでした
何点だったか知りたかったな...
それで午前中は終了!
ようやくガス溶接実技
持参した別の服に着替え、お昼から実習スタート!
ヘルメット・ゴーグル・耐熱用の手袋を受け取り、簡単な説明から始まりました
順にボンベに付ける器具の組み付け・分解を教えてもらう感じですね
BlueOcean以外の人達は全員経験者だったので、その方々がメインで組み付けや分解の作業
私は見学件お手伝いのポジションでした
まず酸素のボンベのみなにも付けない状態でガスを出して、吐出口まわりのゴミとかを吹き飛ばします
アセチレンガスのボンベは綺麗なウエスで吐出口まわりを拭き取る感じ、危ないから
アセチレンガスのボンベと酸素ボンベに圧力計の付いた開閉栓・ホース・先端に溶接機と溶断機を付けてセット
その後ガスをホースに流し、アセチレン・酸素の順にガスを出してガスブロー
これで使用準備完了のようですね
とりあえず指導担当の方のお手本を見て、そして経験者の方の溶接・溶断を一通り見ていった感じです
はじめは溶断から!そのあと...
最初、溶断からスタートしました
溶接と溶断って別々の機械で行うものなんですね
1つの器具で複数のことができるものだと思ってました!
アセチレンガスから出し火花が出る器具で着火させ酸素を出すという手順ですね
そのあと溶断する対象のところに火を持ってきて、溶断機の中央上部に付いてるつまみを回して溶断していく感じです
初めてでしたけど、上手いね!って言われました
初体験が上手かった...嬉しいね!!
ただ問題は溶接の方でしたね
溶接する金属に穴をあけたり、溶接棒の溶けたやつが飛び散って見栄えが悪かったり...
穴をあけても埋める事はできたのでいいのかもしれませんが、一番出来なかったのは盛れないことでしたね
溶接棒を流し込み平べったく綺麗に溶接することは得意みたいですが、唯一盛れないというのが欠点でした!
盛れないと溶接しても力を加えたらパキンと割れてしまうのですよね
手順は着火までは溶断と一緒で、まず溶接する金属を温めます
しばらくすると金属が溶け、赤い湖みたいになるのでそこに溶接棒を入れて溶かす感じですね
直接溶接棒に火を当てて溶かすのではなく、赤い湖の熱で溶かしてもらう感じです
両端2か所に仮止めし、1mmぐらいの隙間を溶かしながら溶接棒を突っ込んでいくそんなような手順になります
さーっと溶接棒が入っていきます
気持ちいい!!
結局盛るという観点はあまり納得できる状態までは出来ませんでした!
綺麗には平べったく溶接できてるようですが...
まあ溶接面は綺麗と経験者の方から言っていただいたので、良かったのかな...?
そんなこんなで修了!
実技テストも兼ねた実技講習も終わり、技能講習修了証の方頂けました!
国家資格と言いつつもカードのデザインは統一されてないんだって思いました
独自のデザインが入ってるので...
不器用なので実技があると知ったときは、心配でしたが無事に終えることができましたね
楽しかったです!
今度はアークの方もやってみたいな
ということでこの記事もここで終わろうと思います
それでは、また!